冷凍・冷蔵ECなど新規サービス共同開発を検討、海外でも協力へ
三菱倉庫とキユーソー流通システムは1月31日、業務提携契約を同日付で締結したと発表した。
連携対象は食品や医薬品の領域を想定。医薬品の適正流通に関するガイドライン(GDP)施行などを踏まえ、三菱倉庫が持つ物流拠点運営や輸出入貨物の取り扱いなどのノウハウと、キユーソー流通システムが供える4温度帯管理が可能な全国輸配送ネットワークなどを組み合わせ、多様な商品や製品を手掛けられる「食と医を支える新しい物流プラットフォーム」の構築を目指す。
併せて、ASEAN(東南アジア諸国連合)エリアや中国など海外の物流事業で協力するとともに、今後需要の伸びが見込まれている冷凍・冷蔵EC事業など新規サービスの共同開発も検討する。
(藤原秀行)