規制導入に対応、米シリコンバレーのスタートアップ開発技術活用
飯野海運は2月4日、米シリコンバレーのAIスタートアップ企業Bearingの高精度なAIパフォーマンスモデルを組み合わせて同社が開発した、CII(Carbon Intensity Indicator、燃費実績の格付け)最適化ツールの段階的導入を決定したと発表した。
海運業界はCO2などの温室効果ガス(GHG)排出量削減の取組みを強化しており、2023年1月からはCII規制が施行され、海運会社には環境に一層配慮した船舶の運航の実現が求められる。
※以下、プレリリースより引用
CII最適化ツールの主な特徴
・高精度な運航性能把握のみならず、足元のCII格付けのリアルタイム把握に加え、将来のCII格付けを予測し、さまざまな運航シナリオ(海象・気象を考慮した航路)におけるCO2排出量を可視化
・各船が目標とするCII格付けを達成するための対策と効果を定量化
・利用者に配慮したインターフェース
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)