安田倉庫、新中計で24年度に連結営業収益650億円、営業利益40億円目指す

安田倉庫、新中計で24年度に連結営業収益650億円、営業利益40億円目指す

メディカル物流拠点拡充、DX活用の新サービス開発など列挙

安田倉庫は2月4日、2022~24年度を対象とする新たな中期経営計画 「変わらず、変える。 YASDA Next Challenge 2024」を公表した。

基本方針として「最先端テクノロジーと人間力を融合した、『YASDA Value』で多様化する社会とお客様ニーズに応える」を明示。物流、不動産、経営インフラの3点で今後3年間に取り組む施策を盛り込み、最終の24年度に連結営業収益(売上高に相当)を650億円(21年度予想515億円)、営業利益40億円(29億円)、経常利益48億円(40億円)、営業利益率6%(5.6%)を目指す方針を打ち出した。

新中計は物流に関し「付加価値の高いサービスの提供に向けたソリューションの強化とネットワークの拡充」を表明。ソリューション提案型営業の深化、メディカル物流拠点の拡充と体制強化、EC物流サービス拡充、国内外の輸配送ネットワーク拡充、新技術やDXの活用による新サービス開発などを列挙した。

期間中の投資額は物流事業に280億円、不動産事業に40億円、DX・システムに40億円の計360億円をそれぞれ計画している。

(藤原秀行)

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