はぴロジ、システム連携と物流指示/制御を実現するシステムを発表

はぴロジ、システム連携と物流指示/制御を実現するシステムを発表

EC物流事業者のサービス強化支援

はぴロジは2月7日、これまで提供してきたEC事業者向け自動出荷管理サービス「ASIMS」をさらに進化させ、様々なシステム連携と物流指示/制御を実現するサービス「logiec(ロジーク)」をリリースしたと発表した。

logiecはこれまでASIMSが培ってきた自動出荷指示機能に加え、システム連携機能も強化。複数システムの制御を可能とする「コントロールハブ」の役割を担えるようにした。

さらに注文から最短30分で配達する「クイックコマース」やEC向け商品配達の専門店舗「ダークストア」などの新たな流通サービスとも連携することで「はぴロジ流通インフラプラットフォーム」を拡張。EC事業者の流通革新、物流事業者のサービス強化をシステム面から支援する。

導入のメリット(EC事業者)

・受注データのアップロード・ダウンロードなどの、付加価値の低い作業を自動化できる
・豊富なAPI連携選択肢で、新たに出店したい上位カートとの接続が容易になる
・販促品の同梱セット指示など手間のかかるショップデータも、一括でデータ変換・加工できる
・複数倉庫への出荷指示データを自動で振り分けられるので業務工数を削減できる
・イベントやキャンペーンなどの急な物量波動も複数の倉庫を組み合わせて制御できる
・物流パートナーが使用するWMS(倉庫管理システム)を気にせず接続できる
・logiecと連携した全国130拠点以上の物流拠点ネットワークから、
 最適な物流パートナーを選択できる
・複雑な物流要件を条件に応じて細かく設定でき、さらにカスタマイズで
 個別の物流指示設定・機能を追加できる
・クイックコマースとの接続でEC販売した商品を実店舗から即日配送が可能になり、
 店舗在庫の有効活用と顧客体験の向上ができる

導入のメリット(物流事業者)

・WMSの指定フォーマットにデータ変換ができ、新規案件導入の標準化ができる
・大量出荷で自らの倉庫キャパシティを超過した場合、提携倉庫へのデータ連携が容易にできる
・荷主ごとに違うWMSを使用していても入出荷実績の把握や在庫管理が
 煩雑化せず、一元管理することで作業の標準化ができる
・新規のWMSを導入する際にも開発コストを極小化できる
・荷主の使用システムとの連携に悩むことなく新規の営業に注力することができる
・logiecと連携したはぴロジプラットフォームでの荷主様とのマッチングで営業コストを削減できる

開発者プラットフォーム

「logiec」をコアとした「はぴロジ流通インフラプラットフォーム」では、サードパーティアプリの参入も可能。
ソフトウエア開発事業者へ収益機会を提供する

(ロジビズ・オンライン編集部)

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