ワールドなど、物流センターの使用済み段ボールをクローズドリサイクルでショッピングバッグに再利用

ワールドなど、物流センターの使用済み段ボールをクローズドリサイクルでショッピングバッグに再利用

ブランド店舗で活用

ワールドと丸紅フォレストリンクス、シモジマの3社は3月12日、ワールドグループのアルカスインターナショナルが展開するレディスのファッションブランド「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」向けに、使用済み段ボールを回収し再資源化を行うサーキュラーエコノミー(循環型経済)モデルの提供を開始すると発表した。


取り組み概要図

ワールドの物流センターで出た使用済み段ボールの一部をリサイクルした古紙100%の再生紙を、ショッピングバッグに使用する。

丸紅グループ3社(丸紅フォレストリンクス、丸紅ペーパーリサイクル、興亜工業)は使用済み段ボールの回収から、原料供給、再生紙の生産・供給まで、シモジマはショッピングバッグの製品化をそれぞれ担っている。

今回の取り組みで生まれたショッピングバッグは3月15日にリニューアルオープンする「シューラルー 流山おおたかの森S・C店」(千葉県流山市)を手始めに、順次全国の店舗で提供していく予定。


使用済み段ボールのクローズドリサイクルで生産したショッピングバッグ


ワールドグループが創る生態系を通して、ファッション産業の多様性・持続性に貢献(いずれも各社提供)

(藤原秀行)

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事