森永乳業、東京工場跡地を賃貸物流施設開発のSPCに売却へ

森永乳業、東京工場跡地を賃貸物流施設開発のSPCに売却へ

23年4月引き渡しで譲渡益650億円、詳細は非開示

森永乳業は2月9日、東京都葛飾区奥戸の東京工場跡地約6万6800平方メートルを、賃貸物流施設開発・運用のために資産運用会社が設立するSPC(特定目的会社)に売却すると発表した。

売却額や相手の資産運用会社などの詳細は開示していない。3月1日付で契約を締結し、土地の引き渡しは2023年4月となる予定。

同社は売却に伴い、24年3月期の第1四半期(4~6月)に特別利益として固定資産売却益約650億円を計上する。

東京工場は1957年開設。牛乳や乳酸菌飲料、デザートなどの製造を手掛けてきたが、21年3月に稼働を停止した。

(藤原秀行)

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