転送コム、商品発送で「ECMS Express」導入と「DHL」エリア拡大

転送コム、商品発送で「ECMS Express」導入と「DHL」エリア拡大

料金低額化を実現

eコマースとインキュベーションの両事業を手掛けるBEENOS(ビーノス)は2月14日、同社の連結子会社tensoが運営している、日本の通販サイトの商品を世界に発送代行するサービス「転送コム」について、国際物流のECMSによる格安国際宅配便サービス「ECMS Express」を初めて導入したと発表した。併せて、DHLグループによる国際エクスプレス輸送サービスの導入エリアを拡大した。

「ECMS Express」の導入エリアは米国、台湾、香港、韓国、シンガポール。「DHL」に関しては従来の米国、カナダ、オーストラリア、サイパン、グアムに加え、新たに世界77ヵ国/エリアを追加する。

今回の「ECMS Express」初導入と「DHL」の導入エリア拡大により、当該エリア向け荷物の国際配送料低額化を実現。最適な配送手段を選択できるようになる。

「ECMS Express」の料金帯は重量の増加に伴う料金の上昇幅が小さいため、荷物が重くなればなるほど、従来の配送方法よりも割安な配送料となるのがメリット。全てのカテゴリの商品に該当するが、特に割安になるのは、書籍や雑誌、レコード、ゲーム周辺機器など、越境ECで需要が高いものが挙げられる。

1.5~2キログラムの荷物の場合、従来と比較して台湾向けでは約41%、香港向けでは約42%、韓国向けでは約56%、シンガポール向けでは約37%安い国際配送料を提供する見通し。

(画像はBEENOS提供)
(ロジビズ・オンライン編集部)

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