エリア2棟目、自社初の立体倉庫導入し保管効率向上
SBSホールディングス(HD)傘下で食品の低温物流を手掛けるSBSフレックは2月16日、茨城県阿見町に新たな物流拠点「阿見第二物流センター(仮称)」を今年6月開設すると発表した。
延べ床面積は約5300坪(約1万7500平方メートル)。常磐自動車道の阿見東ICから約1キロメートルで、大洗港・常陸那珂港からの所要時間は約1時間の立地。
保管能力は自社倉庫初の立体倉庫を導入。冷凍自動倉庫約1万1000パレット、冷凍倉庫約 1000パレット、冷蔵自動倉庫約2000パレットと、隣接する既存の「阿見物流センター(2018 年竣工)」と併せて保管効率を大幅に向上させている。
複数の温度帯に対応した冷蔵庫も備え、商品特性に沿った厳密な温度管理・鮮度管理を必要とする商品の取り扱いや、自然冷媒に対応した省エネ対策、急拡大する EC 事業のニーズに対応した流通加工や出荷作業もカバーできるようにした。
新拠点の外観(SBSフレックプレスリリースより引用)
(藤原秀行)