埼玉・鶴ヶ島市のセンター内に開設、省力化・省人化図る
福岡運輸ホールディングス(HD)は3月2日、傘下の福岡運輸が4月、埼玉県鶴ヶ島市の「鶴ヶ島配送センター」に受注センターを新設すると発表した。
従来は各支店・営業所で受注と配車の業務を行っていたが、このうち受注業務の効率化を図るため、鶴ヶ島配送センターに加えて「岩槻配送センター」(埼玉)、「船橋営業所」(千葉)、「仙台営業所」(宮城)の計4拠点の受注業務を、新設する受注センターで一括して行う体制に移行する。
福岡運輸HDは体制の見直しにより、関東・東北エリアは特定顧客向けの川越配送センターを除き、東京支店と新設する受注センターの2カ所で受注業務に当たることになる。
これまでにも、ファクスが中心だった受注業務の省人化・省力化のため、オンライン受注システムやAI-OCR(光学式読み取り装置)を活用したAI受注システムを稼働させてきた。新受注センターの設置で省人化をさらに加速させたい考え。
同社は将来、全国の受注業務を1カ所、もしくは2カ所で担当する集中管理センター方式を確立することを目指す。
(藤原秀行)