名糖運輸が岡山市に2温度帯対応の新拠点、ライフデザイン・カバヤが設計・施工

名糖運輸が岡山市に2温度帯対応の新拠点、ライフデザイン・カバヤが設計・施工

4.1万㎡、自然対流に近い冷却器採用し庫内作業者の負荷軽減

住宅建築などを手掛けるライフデザイン・カバヤ(岡山市)は3月3日、設計・施工を担った名糖運輸の新拠点「岡山物流センター」が竣工したと発表した。

延べ床面積は4万918平方メートル。マイナス22度~プラス5度の間で設定可能な2温度帯(冷蔵・冷凍)対応の冷凍・冷蔵庫を備え、自然対流に近い冷却器を採用。庫内作業者に優しく、騒音も少ない良好な作業環境を実現した。

幹線道路の国道2号線バイパスや、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道が通る早島ICにアクセスしやすい立地。

ライフデザイン・カバヤは建築全般を手掛ける「特建事業」を2017年にスタート。これまでに取り扱った案件は倉庫・工場、社員寮、店舗・事務所、医療施設、高齢者・教育施設など20以上に及ぶ。岡山物流センターは同社としては最大の建築規模となった。


施設外観(ライフデザイン・カバヤ提供)

施設概要                                                           
建築主:名糖運輸株式会社
工事名称:名糖運輸株式会社 岡山物流センター 建築工事
主要用途;冷凍・冷蔵庫(倉庫業を営む倉庫)
階数:地上2階
構造:鉄骨造
最高高さ:17.3m
耐火基準:準耐火建築物
建物所在:岡山県岡山市南区箕島1648-1
敷地面積:8,316.30㎡(2,515.68坪)
建築面積:2,939.55㎡(889.21坪)
延べ床面積:4,918.55㎡(1,487.86坪)
設計・施工・監理:ライフデザイン・カバヤ株式会社

(藤原秀行)

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