国交省など、災害時の利用促進へ東京・豊洲で実験
国土交通省は3月18日、東京都江東区豊洲で、ドローンを活用した物資輸送の実証実験を行った。
清水建設が豊洲市場の近隣で開発を手掛けた大規模複合ビル「ミチノテラス豊洲」の敷地内に、ドローンの専用離着陸帯「ドローンポート」を設置。500メートルほど離れた海に停泊した船との間で大型ドローンが自動飛行し、物資を運んだ。
大規模災害が発生して陸路が使えないことを想定、ドローンを使った。実験には清水建設やブルーイノベーションなども参加した。当日は時折雨と強い風に見舞われたが、悪天候の中、無事荷物を運んだ。
国交省は今後も実験を続け、災害時のドローン活用実現を図りたい考え。
デモフライトの様子
実験に投入した大型ドローン
(藤原秀行)