三井倉庫エクスプレス、三井倉庫サプライチェーンソリューションが協同で
三井倉庫ホールディングス(HD)は3月31日、グループの三井倉庫エクスプレス、三井倉庫サプライチェーンソリューションの2社が、全日本空輸(ANA)が展開している、環境負荷が低い国産航空燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)の活用によるCO2排出量削減活動「SAF Flight Initiative:For the Next Generation」に参画したと発表した。
2月26日にSAFを利用した貨物便で、日本から米国への国際輸送を手配した。
同活動はSAFを使ったANAの航空便で貨物を運ぶと、物流事業者らがSAFの費用を一部負担するのと同時に、CO2排出を削減した環境負荷が低い輸送を利用したことを示す証書を物流事業者らに発行。脱炭素の取り組みを積極的に進めていることを顧客や取引先、投資家にアピールできるようにするのが狙いだ。
物流業界からは既に日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクスが参加している。三井倉庫グループも名を連ね、物流領域の環境負荷軽減への貢献を目指す。
搭載の様子
搭載を待つ貨物(社名入り)(いずれも三井倉庫HD提供)
(藤原秀行)