コロナ禍で需要急増に対応、1週間分の配車計画が1時間程度で作成可能に
ライナロジクスは4月19日、インターネットスーパーの食品配送などを手掛けるルーフィ(東京都中央区日本橋)が、ライナロジクスの完全AI自動配車システム「LYNA(ライナ)自動配車クラウド」を導入したと発表した。
ルーフィは新型コロナウイルスの感染拡大で需要が急増した食品の個配案件を請け負うに際し、案件の特性上、配送件数自体が多い上に日々新規の配送先も数多く生じているため、人手に頼る配車業務は長時間を要すると判断。手組み中心の配車体制を再考することを検討していた。
LYNA自動配車クラウドの利用開始後、当該案件で1週間分の配車計画作成を1時間程度で完了できるようになった。通常の手作業による配車の場合はこの数倍の時間を要すると見込まれるため、配車業務の効率を大幅に向上させることができたという。
(藤原秀行)
※写真はライナロジクス提供