フォロフライ、EVトラックにモービルアイ製の前方事故防止用ADASをオプションで実装

フォロフライ、EVトラックにモービルアイ製の前方事故防止用ADASをオプションで実装

AIシステムで衝突事故回避

EV(電気自動車)メーカーのフォロフライは3月9日、自社EVトラックのオプション機能として、Mobileye(モービルアイ)製の前方事故防止用ADAS(進運転支援システム)「Mobileye 8 Connect」を実装すると発表した。

Mobileyeはイスラエルのテクノロジー企業で、ADAS用画像チップの開発・販売で世界トップの実績を持つ。

「Mobileye 8 Connect」導入で前方の車両、車線、歩行者などを常にモニターし、衝突の危険が迫るとドライバーに警報音とアイコン表示でアラートを出して事故を未然に防げるようにすることができる。

フォロフライは現在、主力車種のF1 VANを全国展開している。今後は後付け可能な先進運転支援システムとしてMobileye 8 Connectの提供を開始、物流ドライバーや周囲の安全に配慮したEV普及を促進する考え。


左:フォロフライF1 VAN ラストワンマイルに適した国内初1トンクラスEVトラック/右:Mobileye 8 Connect 衝突事故を未然に防ぐ5つのアラート機能(フォロフライ提供)

Mobileye製後付けADASは運転中の事故削減・安全運転支援に加え、同社製別システムとの連動により車両動態把握も可能になる。フォロフライは新技術を用いて車両、人員の適切な配置を実現するフリートマネジメントシステムや、電力の効率的な利用をアドバイスする環境対応型インフラサービスの開発に取り組む。

(藤原秀行)

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