トランコム、160億円投じ全国の拠点を2割増の200に拡充へ

トランコム、160億円投じ全国の拠点を2割増の200に拡充へ

武部社長が現中計の進捗説明、CBcloudと連携し3PLのDXも

トランコムの武部篤紀社長は4月28日、東京都内で開催した2022年3月期連結決算説明会で、現行の中期経営計画の進捗状況に言及した。

拠点の整備に関し、160億円を投じて現在の全国160拠点から200拠点へ拡充する方針を表明。長距離輸送の中継拠点「C-LINK」は既に稼働している静岡県袋井市に加え、岡山県で2024年に稼働を始めることを明らかにした。宮城県でも開発を予定しているという。

3PLなどを担う戦略拠点「C-AREA」については、埼玉県蓮田市に開設した第1号で、生活用品メーカー数社の汎用センターとして運営していると説明。共同輸配送を進めるとともに、ケースピッキング業務の自動化を図っていることにも触れた。

また、資本・業務提携したCBcloudと協力し、トランコムの拠点でCBcloudの運送事業者向け業務支援システムを導入、3PL事業のDXを促進していることを紹介した。

武部社長は「当社が全国の幹線輸送中心なのに対し、CBcloudはラストワンマイルの領域なので、足し合わせることでより多くのお客様の輸送ニーズに応えていきたい」と語った。

このほか、日野自動車と組み、同社が今夏をめどに発売する予定の小型EV(電気自動車)トラックを現場に導入する準備を進めていることも明らかにした。


決算説明会に臨む武部社長

(藤原秀行)

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