製品の普及加速目指す
貿易に関する各種情報の一元的な管理が可能なシステム「TradeWaltz(トレードワルツ)」を運営するトレードワルツは6月1日、マーケティングとセールス組織を統括する執行役員CMO(最高マーケティング責任者)兼CRO(最高売上責任者)兼マーケティング&セールス本部長として、大越隆行氏を同日付で招へいしたと発表した。マーケティングとセールスの両面で体制を整備・強化するのが狙い。
大越氏(トレードワルツ提供)
大越氏は染谷 取締役と旧知の間柄で、大学卒業後に人材ベンチャーのgroovesで営業キャリアをスタート。25歳でアマゾンに転職し、翌年にはグローバルで当時最年少の26歳という若さで事業責任者に就任。自身で起業・経営をしていたTAASのe-Pod Digital事業でも直近1年間で120社以上の新規顧客を獲得した実績を持つ。
2007年3月 | 関東学院大学人間環境学部卒 |
2007-2010 | 株式会社grooves(未上場ベンチャー) |
2010-2015 | アマゾンジャパン合同会社(NASDAQ) – Amazon史上世界最年少で事業責任者就任(当時26歳) - 任された事業を約2年で18億円→55億円まで急成⻑させ、事業を牽引 |
2015-2016 | ランサーズ株式会社(マザーズ) – 2015-2016Lancers Philippines,Inc.設立、同社取締役(フィリピン法人) |
2016-2022 | TAAS株式会社創業・同社代表取締役兼CEO |
現在〜 | トレードワルツ執行役員CMO兼CRO・起業家 |
大越氏の採用と併せて、プラットフォーム開発の内製化を目指し、プロダクト開発部門を中心にさらなる体制の拡充を図るほか、エンジニア採用のプロフェッショナルを人事採用ディレクターとして採用することで体制を補強。今後1年をかけて、エンジニアの採用・体制確立を進める。さらに、3月15日~4月11日にかけてビズリーチを通じて人材公募を行い、応募者197人の中から17名人を新規採用した。
(藤原秀行)