6月上旬から切り替え、年間22トン抑制見込む
イオンは6月3日、全国のイオンやイオンスタイル、マックスバリュなどグループの店舗で販売しているPB(プライベートブランド)商品の「あらびきポークウインナー」4品目に関し、6月上旬から随時、内容量を減らさず包装資材重量を抑えてプラスチック使用量を削減した包装形状へ切り替えると発表した。
対象は「トップバリュベストプライス あらびきポークウインナー」2品目と「トップバリュ あらびきポークウインナーJAS特級」2品目。
「トップバリュベストプライス あらびきポークウインナー」は発売当初から採用してきた巾着包装を、1枚のフィルムを背中合わせで筒状に加工したピロ―包装に変更し、資材重量を約28~29%削減。以前からピロー包装を採用していた「トップバリュ あらびきポークウインナーJAS特級」は、パッケージサイズを縮小して資材重量を約7~9%減らす。
トップバリュで販売する「あらびきポークウインナー」4品目で、年間約22トンの使い捨てプラスチック削減につながるとみている。
イオンは2020年9月、「イオン プラスチック利用方針」を設定。「使い捨てプラスチックを減らす」「環境・社会に配慮した素材を使用する」などの方針に基づき、環境配慮型商品の拡充を図っている。
包装の変更概要(イオン提供)
(藤原秀行)