旺盛な需要に対応
プロロジスは1月28日、金融機関からの物流施設開発用融資枠「プロロジス・グローバルライン」を従来の30億ドル(約3300億円)から35億ドル(約3800億円)に拡大したと発表した。ここからさらに10億ドル(約1100億円)増やすことが可能になっている。世界的に旺盛な先進的物流施設の需要に対応する。
融資枠は米ドル、ユーロ、円、ポンド、メキシコペソ、カナダドルの通貨6種類で構成。返済期限は4年後の2023年1月16日と設定されている。現在の金利はLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)プラス0・775%。物流施設の省エネルギー活用など、環境の持続可能性に関する指標を達成することで金利のスプレッドが低減される仕組みとなっている。
(藤原秀行)