菅原代表取締役が講師、物流の課題を“みんなで考える”講義を実施
千葉県四街道市で冷凍・チルド帯の食品を中心とした運送事業を展開する日東物流は6月29日、千葉県に本部を置く淑徳大学と共同で産学連携授業を展開したと発表した。
6月24日に同大学コミュニティ政策学部の学生を対象に、物流業界の課題をともに考える授業を実施した。講師は同社の菅原拓也代表取締役が務めた。
講義に耳を傾け、初めて物流業界の現実と問題を知った学生たちからは、「物流は作られたものを運ぶだけのイメージだったが、血液のように止まったら大変な物だと痛感した」や「当たり前のように買っている物の裏には大変な努力をしてくれている方々がいる事が分かり、感謝の気持ちが芽生えた」といった感想が出たという。日東物流は「物流の問題を自分事化し、各々が真剣に考えていた」と歓迎した。
菅原代表取締役は「物流事業がエッセンシャルワークと言われるものの、物流の問題に対する社会的関心はまだまだ低いと感じています。今回の産学連携の取組みを通して、物流の問題を社会の問題として、そして“自分の問題”として広く認識してもらう契機とし、次の世代とともに、より良い社会を創り上げていくための一歩とできたことを本当に嬉しく思います。これからも “ミライを、人で、つなぐ” を胸に、世代を超えて様々な繋がりを産み出し、物流業界の問題解決に取り組んでまいります」とコメントした。
<産学連携授業 概要>
・ テーマ: 「物流の問題を、みんなで考えてみよう」
・ 日時: 2022年6月24日(金)13:00~14:30
・ 科目: コミュニティ政策学部 「コミュニティ研究Ⅰ(矢尾板俊平教授)」
・ 場所: 淑徳大学 千葉キャンパス(千葉市中央区大厳寺町200)
・ URL: https://www.shukutoku.ac.jp/
講義の様子(日東物流提供)
(藤原秀行)