400坪、二次流通促進
アパレル商品の法人向け在庫処分サービスを手掛けるshoichi(ショーイチ)は7月6日、取引数量増加を受け、大阪市西成区長橋で400坪(約1300平方メートル)の物流倉庫を新たに確保したと発表した。
(shoichi提供)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年から21年にかけてアパレル業界は実店舗の不振が大きく、在庫買い取り依頼も倍増。ピークは過ぎたものの、コロナ以前よりも保有商品数は増加している。同社はここ数年で定着したSDGsの観点から、資源循環しない在庫の廃棄を避ける企業が増えたことも取引数量の増加に影響しているとみている。
日本国内の余剰在庫となった商品を買い取り、二次流通に回している。同社で買い取った在庫商品は海外輸出、海外・国内の直営店、国内での卸、直営ECなど、クライアントの要望に応じて様々な販路で再販売している。
国内の余剰在庫の廃棄ゼロを目指しながら、東南アジアの子どもたちを支援するプロジェクト「TASUKEAI 0 PROJECT」も運営している。
(藤原秀行)