ミャンマー・ティラワ港のターミナル運営事業出資を認可

ミャンマー・ティラワ港のターミナル運営事業出資を認可

国交省、JOINが2億円

 国土交通省は1月30日、インフラ開発などの海外展開を支援する海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)がミャンマー・ティラワ港の多目的ターミナル運営事業に出資するのを今月29日付で認可したと発表した。


ティラワ港のターミナルのイメージ(国交省提供)

 同事業は日本のODA(政府開発援助)で整備した多目的ターミナルの運営会社に、JOINが日本の民間企業とともに出資。このうちJOINは約2億円を担当している。

 ティラワ港はヤンゴン郊外に位置し、東南アジアやインドなどへの窓口となる国際港してインフラ整備が進められ、隣接する経済特区には日系企業も進出している。

 JOINもターミナル運営に参画することでミャンマーの経済発展を支援するとともに、日本の港湾運営のノウハウを海外に広めていきたい考え。日系企業の物流効率化にも寄与を目指す。

 事業にはJOINのほか、上組、住友商事、豊田通商も現地企業とともに加わっている。

(藤原秀行)

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