ESR、国内物流施設2カ所の太陽光発電で生み出した電力基に「グリーン電力証書」発行

ESR、国内物流施設2カ所の太陽光発電で生み出した電力基に「グリーン電力証書」発行

エナーバンクと連携、環境価値を一般企業にも販売し脱炭素後押し

ESRと電力取引システムを展開しているエナーバンク(東京都中央区)は7月8日、ESRの物流施設のうち、自家消費分の電力を太陽光発電で生み出している2カ所について、3月にグリーン電力証書を発行したと発表した。

対象となった物流施設は「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター(DC)」(大阪府藤井寺市)と「ESR久喜DC」(埼玉県久喜市)。両施設で太陽光発電することにより生み出した環境価値を、エナーバンクが第三者認証機関(一般財団法人日本品質保証機構 JQA)の認証を得てグリーン電力証書化。両施設のテナント企業に加え、脱炭素化へ積極的に取り組む一般企業も購入、温室効果ガスを生み出さない電力を使ったとみなせるようにする。

今年3月、太陽光発電設備の設計施工などを手掛ける福原工業に対し、レッドウッド藤井寺DCで発電した自家消費用電力のうち28万キロワット時を環境付加価値としたグリーン電力証書を発行した。


(いずれも両社提供)

(藤原秀行)

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