福岡でまず2台、2030年までに次世代車両200台保有目指す
九州を地盤に物流事業を展開する久留米運送(福岡県久留米市)は7月13日、2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ(カーボンニュートラル)達成に向け、初めてEV(電気自動車)トラックを導入したと発表した。
同日、三菱ふそうトラック・バス製の「e-Canter」の納車式を実施した。物流領域も脱炭素を求める潮流が強まっているのに対応する。
eCanterは車両総重量7.5トン、最大積載量は3.25トン。1回の充電走行距離は100キロメートルと設計されている。
まず久留米市(久留米支店)と福岡県糟屋郡(福岡支店)にそれぞれ1台を導入した。今後は2030年までにEVトラックなど温室効果ガス排出を抑えた次世代トラック保有台数200台の達成を目指す。
導入したeCanter
納車式に臨む(左から)久留米運送の二又茂明代表取締役CEO(最高経営責任者)と九州ふそう、中国ふそうの隅田洋二社長(いずれもプレスリリースより引用)
(藤原秀行)