大型家電好調受け、保管能力2.7倍に拡大
アイリスオーヤマは株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、生産拠点の角田I.T.P.(インダストリアル・テクノ・パーク、宮城県角田市)内に建設していた新倉庫が竣工、同日付で稼働を開始したと発表した。
新倉庫の外観(アイリスオーヤマ提供)
同社は近年、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった大型家電の販売が好調。2020年以降、長期化する新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、インターネットサイトでの売り上げも拡大しており、倉庫の保管能力と商品発送を速やかに行う物流力の強化が急務となっていた。
新倉庫稼働で角田I.T.P.の保管能力は約2.7倍に拡大。伸び続ける大型家電の物流量へ的確に対応できると見込む。
新倉庫は「平置倉庫」で、小型の物品の保管に適した自動倉庫と比較して、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど様々な形状の大型家電を効率良く保管・運搬できるので、円滑な物流体制を構築できるとみている。
【角田I.T.P.新倉庫 概要】
■所在地 :宮城県角田市小坂上小坂1番
■総投資額 :約40億円
■敷地全体面積 :348,767㎡
■建物総面積 :37,500㎡
■工事着工 :2021年9月
■稼働予定 :2022年7月20日より稼働
■新倉庫保管アイテム :大型家電、小型家電、生活用品など
(藤原秀行)