レベル4解禁にらみ、早期実用化目指す
TOMPLA(トンプラ)は8月8日、新潟市の信濃川万代テラスエリアで出前館と連携し、9月5~16日の間、ドローンを使ったフードデリバリーを試験導入すると発表した。
政府が今年末をめどに、都市部上空でドローンが補助者を置かず、目視外飛行できるようにする「レベル4」を解禁する準備を進めているのに対応。将来の実用化を目指す。
従来、ドローンによるフードデリバリーの実証事業は、運搬後の食品の品質確認や航路関連の検証のため、単日かつ限定された注文回数で行われてきた。今回は、より実際の社会生活に近い環境で実施する。
ドローンの運航はTOMPLAが提供するドローン配送オペレーター養成講座を修了した、新潟県内を中心にフードデリバリーなどの軽貨物事業を営む弘真物流が担当する。
この地域への導入モデルケースの取り組みについて、ドローン配送事業を検討する法人向けに、9月5日と9月7~15日の期間、有料の視察プランを提供する。
(TOMPLA提供)
テストマーケティング概要(予定)
営業期間:2022年9月5~16日/11~15時/雨天・荒天時休業あり
参加飲食店:bandaibashi SQUARE Hajimari kitchen
注文プラットフォーム:出前館
(藤原秀行)