浪速運送、通い箱レンタルで廃棄段ボール削減図る新物流サービス開始

浪速運送、通い箱レンタルで廃棄段ボール削減図る新物流サービス開始

使用後の回収も担当、導入のハードル下げる

大阪を地盤にアパレル物流を手掛ける浪速運送は8月17日、ハンガー配送とEcoBizBox(エコビズボックス、物流用通い箱)を組み合わせ、廃棄ダンボール削減を図る「新Eco物流サービス」の提供を始めると発表した。

同社がエコビズボックスを顧客に貸し出すとともに、店舗への配送や納品後のエコビズボックスの回収を担当。総合的に顧客の“脱ダンボール配送”実現を後押しする。

廃棄ダンボールを削減する上ではエコビズボックスを導入するのが有効な手段である一方、顧客からはボックスの管理や使用後のボックス回収が発生することが導入へのハードルになっているとの声が出ていた。

同社はボックスの貸し出しに加え、空ボックスの配達・使用後の回収までを一貫して担い、ハードルを下げることにした。

同社はアパレル物流に強みを持つため、輸配送インフラを活用し、高機能なハンガー配送とエコビズ配送を提案していく方針。

エコビズボックスをまずレンタルで利用し、短期間かつ2~3店舗の小規模で導入テストをすることも可能。


(いずれも浪速運送提供)

(藤原秀行)

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