HAI ROBOTICS JAPANとセイノー情報サービス、マスト昇降式ACRを国際物流総合展で初披露へ★訂正

HAI ROBOTICS JAPANとセイノー情報サービス、マスト昇降式ACRを国際物流総合展で初披露へ★訂正

最大10メートルのラックからケースをピッキング、段ボール製カートンも対応可能

※プレスリリース配信元より、リリース内容訂正の申し入れがありましたので、「世界初の」の部分は削除いたしました

中国系ロボットメーカーHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)の日本法人、HAI ROBOTICS JAPANとセイノーホールディングス傘下で情報システム開発を担うセイノー情報サービス(SIS)は9月5日、マスト昇降式ACR(Autonomous Case-handling Robot=自動ケースハンドリングロボット)「HAIPICK A42T」を日本で初めて、9月13~16日開催の「第15回国際物流総合展2022」でお披露目すると発表した。

今後の協業を見据えた両社の最初の取り組みとなる。HAI ROBOTICSのACRとSIS社のロジスティクスソリューションを組み合わせ、オペレーションシステムからロボティクスまで包括的なサービス提供を実現。DXの基盤となるRMS(Robots Management System=マルチロボット管理システム)を活用し、前後の工程において他のデバイスやロボットとシームレスに連携、ACRを中核とした庫内オートメーションを可能にすると見込む。

「HAIPICK A42T」は最大10メートルまでのラックからケースをピッキングし、保管にも対応。3Dビジュアル認識機能を生かし、プラスチック製トートだけでなく、段ボール製カートンも取り扱えるようにしている。伸縮昇降式で区画をまたぐ防火シャッター下を通過する際、高さを調整して区画横断することも可能で、庫内をより広く活用できると想定している。


HAI ROBOTICS「HAIPICK A42T」とSISのソリューション連携イメージ(両社提供)

(藤原秀行)

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