ナビタイムの「トラックカーナビ」、物流システムとの連携可能に

ナビタイムの「トラックカーナビ」、物流システムとの連携可能に

運行計画をアプリへ容易に反映、作業効率向上と安全運転を支援

ナビタイムジャパンは9月5日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」で、様々な物流システムと連携できる「システム連携機能」の提供を同日開始したと発表した。

新機能はトラックカーナビのプレミアムプラスコースの法人契約をしている企業が対象。利用中の物流システムに「トラックカーナビ連携リンク」を埋め込むことで、トラックカーナビを直接起動、管理者が物流システムで作成した運行計画を正確かつ簡単にトラックカーナビへ反映できる。管理者の運行指示の効率化とドライバーのルート入力作業時間や転記ミスのリスク削減が可能と見込む。

物流システムからメールなどで共有されたURLリンクをドライバーのスマートフォンでタップすれば、運行計画が反映された状態でトラックカーナビを起動できるため、正確かつ簡単にドライバーが運行ルートを確認・走行開始することが可能。ルートではなく地点リストでの連携や、途中で目的地を追加したい場合、高速道路の指定した区間のみを走行してほしい場合は地点単位・インターチェンジ(IC)単位での反映にも対応している。

ドライバー向けの機能がある場合でも、車両サイズや大型車規制情報を考慮したトラック専用ルートを検索できるトラックカーナビと簡単に連携できることで、ドライバーが安心・安全に運転できる環境を提供する。

物流システム側でシステム連携設定を行うと、法人契約をしていないトラックカーナビのプレミアムプラス会員とも連携が可能なため、パートナー企業のドライバーのトラックカーナビと運行計画を共有することもできる。

(藤原秀行)※いずれもナビタイムジャパン提供

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