JPR、欧州で流通の標準的な「ユーロパレット」販売認証を公的機関から取得

JPR、欧州で流通の標準的な「ユーロパレット」販売認証を公的機関から取得

日本企業初、輸出担う企業のニーズに対応

日本パレットレンタル(JPR)は10月5日、欧州で流通している標準的なパレット「ユーロパレット」の販売に関する認証を、European Pallet Association (ドイツ・デュッセルドルフ、EPAL)から取得したと発表した。日本企業が取得したのは初めてという。

ユーロパレットは日本のパレットの標準規格サイズ(1100×1100ミリメートル)と異なるため、国内では一般的ではないが、欧州向け輸出を担っている企業を中心に一定のニーズがあるため、認証取得で高品質のユーロパレットを提供していく方針。


ユーロパレット(JPR提供)

ユーロパレットは1200×800ミリメートルなどのサイズで規格化されている。EPALは一定の品質を担保できる企業に対して、ユーロパレットの製造・補修・販売についての認証を手掛けており、ユーロパレットの品質保持の役割を担っている。

EPALはユーロパレットを取り扱う企業に対して審査、認証を行い、定期的な検査も実施。正規のユーロパレットにはEPALの刻印がなされ、EPALの規定する品質を満たしていることを示している。

(藤原秀行)

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