近鉄エクスプレスがカンボジアにプノンペン空港事務所を開設

近鉄エクスプレスがカンボジアにプノンペン空港事務所を開設

利便性とスタッフ力を生かして迅速な通関サービス提供

近鉄エクスプレス(KWE)は2月14日、カンボジアの現地法人「Kintetsu World Express (Cambodia)」(KWEカンボジア)が1月1日付けでプノンペン空港事務所を開設したと発表した。プノンペン空港からほど近いオフィス、ライセンスを持つスタッフにより通関処理を迅速に行えるのが特徴。自社スタッフでの荷役作業も可能だ。

同事務所はプノンペン空港から車で約5 分。空港税関や航空会社と同じビルに入居しているため、税関への書類原本の引き渡しが容易でスピーディーな通関サービスを提供することができる。加えて現地で日系企業が最も集積するプノンペン経済特区(PPSEZ)までは約5キロメートルと利便性にも優れる。

KWEカンボジアは電子部品、工業製品などの航空輸送にはダメージ防止対策として補強コンテナを使用。海上輸送ではマーケットの大半を占めるアパレル製品でハンガーつり衣服専用のGOH(ガーメント・オン・ハンガー)コンテナ手配、陸上でクロスボーダー輸送などを展開し、引き続き顧客ニーズに対応した高品質なロジスティクスサービスを提供していく考え。

(鳥羽俊一)


画像はKWEニュースリリースより

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