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日本GLPとJA三井リース建物が神戸で全館冷凍冷蔵物流施設を開発へ、藤原運輸が1棟借り予定

日本GLPとJA三井リース建物が神戸で全館冷凍冷蔵物流施設を開発へ、藤原運輸が1棟借り予定

24年3月竣工見込む、港湾エリアの人工島・六甲アイランドに位置

日本GLPは10月17日、神戸市で全館冷凍・冷蔵対応の物流施設「(仮称)六甲プロジェクト」に着手すると発表した。JA三井リース建物と共同でプロジェクトを展開する。

JA三井リース建物が開発を進め、日本GLPが汎用性のある冷凍・冷蔵物流施設として建物・設備や仕様を企画、サポートする。竣工後に日本GLPが施設を取得し、藤原運輸(大阪市西区)が1棟借りする予定。2024年3月の竣工を見込む。


「(仮称)六甲プロジェクト」完成イメージ(プレスリリースより引用)

冷凍食品業界は物量が伸長しており、2012~21年の冷凍食品消費量の年平均成長率は2.2%、このうち家庭用冷凍食品の国内生産金額は46%増加し、年平均成長率は 4.3%に到達している。

日本GLPは今後も成長が期待できると判断、冷凍・冷蔵の専門チームを立ち上げ、知見の集約に努めてきた。これまでに22物件(うち3温度帯:約 63万㎡、冷凍・冷蔵:約20万㎡)の冷凍冷蔵物流施設の実績を有し、この中の6物件は日本GLP負担で冷凍・冷蔵設備を設置している。

新施設は神戸市の沖合に浮かぶ人工島・六甲アイランド内に位置。神戸港は従来アジア諸国や関西・九州地方におけるハブ港として機能しており、現在は国際コンテナ戦略港湾で国際海上コンテナターミナル整備事業が進められているため、冷凍・冷蔵物流事業にとって汎用性が高く、保管効率の高い全館冷凍・冷蔵物流施設の需要が見込めると期待している。

藤原運輸は国内外の物流や3PL事業のほか、「保管+α」として商品の品質維持・管理、温度帯別管理、流通加工、梱包、ピッキングなどの多機能物流拠点を展開している。新拠点は冷凍を中心として運用する予定。

阪神高速5号湾岸線の六甲アイランド北ICから1.1km、阪神高速3号神戸線の魚崎ICから約3.4kmと、神戸市内への都心配送および、関西・中国地方の中間地点として広域配送が可能。

防熱後の有効天井高約6.0mを確保、耐荷重は約2.0t/㎡を備え、保管効率を高める仕様とする計画。BCP面では非常用発電設備を有し、電気設備を屋上に設置するなどの浸水対策を講じて高い事業継続性を確保する。

環境面では自然冷媒の採用と緑化エリア確保に加え、全館LED整備も図るなどして、CASBEE認証を取得する予定。


「(仮称)六甲プロジェクト」広域図


「(仮称)六甲プロジェクト」周辺図(いずれもプレスリリースより引用)

■施設概要
施設名:「(仮称)GLP六甲プロジェクト」
所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町東3丁目6-2
敷地面積:約5,000㎡
延床面積:約10,100㎡
構造:地上4階建て、耐震鉄骨鉄筋コンクリート造
着工:2022年10月1日
竣工:2024年3月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)

(藤原秀行)

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