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【現地取材】KICが東京・あきる野で開発の物流施設、近隣住民らも使えるEV充電設備導入へ

【現地取材】KICが東京・あきる野で開発の物流施設、近隣住民らも使えるEV充電設備導入へ

将来の普及にらみバンタイプのトラックを自ら準備、テナントが実際の配送業務で試用後押しも

KICホールディングスの峯田勝之会長兼社長は10月18日、東京都あきる野市で開催した新たな物流施設「KICあきる野ディストリビューションセンター(DC)」の地鎮祭に出席した後、現地でメディアの取材に応じた。

峯田氏は、あきる野DCで新たな試みとして、敷地内にEV(電気自動車)の充電設備を導入し、テナント企業に加えて周辺住民も利用できるよう開放する検討を進めていることを明らかにした。

また、バンタイプのEVトラックをあきる野DCに配置、テナント企業に実際の配送業務で試しに使ってもらいEVの効果などを体感できるよう後押しすることも具体化に向け、検討していく考えを示した。


取材に応じる峯田氏


「あきる野DC」の開発予定地。市のし尿処理施設跡地を取得した

峯田氏は、あきる野DCで太陽光発電設備を使った「グリーン電力」をテナント企業に供給するのに加え、「EVの充電ステーションを導入し、ESG(環境・社会・企業統治)領域を重視した物流施設づくりをしていこうと考えている。これから間違いなくEV時代になってくるので、EVトラックを1台程度、私どもで準備して試しに使ってもらうことも検討している」と説明。物流施設における環境負荷低減への配慮を強化していく姿勢をアピールした。

あきる野DCには約100台分の駐車場を設ける予定で、充電設備はその一角に設置することを検討。併せて、時間貸し駐車場を配置することも準備している。地域社会に役立つ物流施設となるよう付加価値を高めたい考えだ。EVトラックはどのように所有するかなど、詳細はEVモーターズ・ジャパンと今後詰める予定。

EVの充電設備に関しては、あきる野DCで運用するとともに、他の物流施設でもトライしていくことに意欲を見せた。

峯田氏はこのほか、新たな試みとして、物流施設の内部を分譲マンションのように、テナントに必要な部分だけ区分所有してもらうことも視野に入れていると明かした。

(藤原秀行)

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