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三井住友海上、ノルウェーの海事コンサルと海難事故削減・防止で連携

三井住友海上、ノルウェーの海事コンサルと海難事故削減・防止で連携

船員向けデジタル学習ツールの共同開発など推進

三井住友海上火災保険は11月7日、ノルウェーで海事領域のコンサルティングを手掛けるSAYFR(セイファー)と共同で、海運・海洋事業者らの事故防止に取り組むと発表した。

海難事故防止による海洋汚染などへの対策を通じて地球環境の保全を推進していきたい考え。海運・海洋事業者らを対象とするコンサルティング会社と損害保険会社が連携し、船員の管理・教育に焦点を絞って事故の削減・防止を推進するのは国内で初めてという。

セイファーの調査によると、海運・海洋事業でこれまでに発生した、船舶の座礁事故による大規模な油流出事故や海洋資源開発設備の爆発事故などのおよそ8割はヒューマンエラーに起因しているといわれている。

そうした状況を踏まえ、環境保全に資する商品・サービスの提供を進める三井住友海上と、企業文化の変革に向けた調査・分析・ソリューションを提供し企業安全文化を構築するセイファーの知見を組み合わせて、事故防止および地球環境の保全に向けた支援を深化していくことを目指す。

具体的には、以下の領域で海運、海洋資源開発、洋上風力事業者らの事故防止を推進していくことを想定している。

・セイファーの「企業安全文化サーベイ」と三井住友海上が保有する事故データを掛け合わせた事故防止提案
・ゲーミフィケーション(「スコア競争」や「レベルアップ」などゲームの要素をゲーム以外の物事に応用する取り組み)による船員向けのデジタル学習ツールの共同開発と導入提案
・経営者・船員向けトレーニングプログラムや企業安全文化醸成を目的としたセミナー等

両社は船員の管理・教育などの取り組み内容を保険料など保険契約条件に反映させる仕組みの構築に加え、ゲーミフィケーションによる「現場再現シミュレーション」が可能な船員教育用サービスアプリの共同開発や監修といった新たな支援サービスの開発を進める。


セイファーが提供している英語版サービスアプリのイメージ(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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