センコー、アパレル商品の廃棄ゼロ支援で在庫の再販促進EC開設へ

新会社設立、一般向けは23年9月スタート予定

センコーは11月14日、物流センターで預かるアパレル商品在庫の廃棄ゼロを支援するため、商品の再販売を支援するECを始めると発表した。

衣料品の大量在庫・廃棄が社会問題となる中、課題解決に取り組む新会社「ゼロブランズ」を8月に立ち上げた。公式サイトは11月15日に開設、ECの運営を始める予定。ECはまず社内向けに公開し、一般向けには2023年9月に販売を開始する計画。公式サイトは衣料品の再生に関する情報発信なども担う。

公式サイトのイメージ（プレスリリースより引用）

複数のアパレル企業の商品の返品から再販までの物流共同化や物流の削減を図るとともに、多くの在庫販売チャネルとの連携による販売支援やリサイクル会社とのネットワークを構築、商品廃棄の解消を図る。

新会社の社名の“ゼロ”は、廃棄ゼロの実現、また循環の意味を持つサーキュラーの輪を表し、“ブランズ”は信頼ある、価値ある商品・企業が集まるという意味を込めている。
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