事業本格化、採用から就労まで包括的にサポート
商船三井と東急ホテルズは12月14日、東急ホテルズが展開するホテル事業で外国人人材採用に関するコンサルティング業務提携
契約を締結したと発表した。
ウィズコロナの定着が段階的に進み、旅行需要が急拡大しつつある状況下、観光やホテルなどホスピタリティ産業は人材の確保や育成が課題となっている。
両社は提携に基づき、東急ホテルズの事業発展に欠かせない人材の確保を商船三井が支援する。
商船三井は外国人船員育成で長年培った経験と知見を生かし、外国人人材の新規採用や採用拡大を検討している企業に対して幅広い業種の人材の育成と紹介を行う外国人人材コンサルティング事業を始める。
東急ホテルズは、国内外に計53のホテルを展開し、1万4000室以上を有するホテル運営会社。提携を通じ、商船三井が東急ホテルズの人材採用計画を的確に把握した上で、必要とされるスキルを有した人材を紹介し、採用から就労まで包括的にサポートする。
商船三井が外国人人材紹介に関し、ホテル事業者と業務提携するのは初めて。東急ホテルズも、外国人人材に関して紹介から就労までの包括的な支援に関する提携を結ぶのは初の試み。
(藤原秀行)