冬タイヤやチェーンの装着など
国土交通省と気象庁は12月21日、北日本から西日本の日本海側を中心に、12月22日夕方から同26日ごろにかけて、長期間にわたり大雪になるところがある見込みと発表、ドライバーに警戒と対策を呼び掛けた。
12月17日からの大雪では、新潟県内の国道8号や国道17号で車両が大量に立ち往生したほか、高速道路も各地で一時通行止めを余儀なくされた。
国交省は大雪時の不要不急の外出を控えるとともに、運転する場合は冬タイヤの装着、チェーンの携行と早めの装着の徹底、スコップや砂など冬用装備の携行を要請。大規模な車両滞留を避けるため、広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどの協力を求めている。
運送事業者に対しては、冬タイヤ装着の確認などを呼び掛けるとともに、「雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認した上で、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となる」とあらためて警告している。
新潟県内の国道8号で車両が大量に滞留している様子(報道発表資料から引用)
(藤原秀行)
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