日本郵便、三重・熊野の山間部で実施のドローン配送トライアルの様子を公開

日本郵便、三重・熊野の山間部で実施のドローン配送トライアルの様子を公開

往復6kmを飛行、早期の実用化目指す

日本郵便は12月21日、三重県熊野市の山間部で実施しているドローンを使った荷物配送のトライアルの様子を公開した。

市内の入鹿郵便局からACSL製ドローンが往復で約6kmを飛行し、個別の住民宅の前まで届けている。ドローンの離着陸は同郵便局から遠隔操作、監視している。ドローンの最大積載量はゆうパックの「80サイズ」相当の1.7kg。

政府が12月、有人地帯上空でドローンが目視外飛行する「レベル4」を解禁したことも考慮し、山間地や離島などでドローンによる郵便物や小包の配達を実用化、人手不足をカバーしていきたい考えだ。


ドローンが荷物を受け取り手自宅前まで配送した様子(日本郵便提供)

(藤原秀行)

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