3PLの経験活用、実現性・実効性高いプランで経営判断後押し
NTTロジスコは12月23日、顧客のサプライチェーンを俯瞰し、実現性が高く実効性のある物流拠点と輸配送ネットワークの設計を支援する「ロジスティクスデザインサポート」の提供を開始したと発表した。
物流運営を実際に担う3PL事業者としての経験を生かし、将来にわたる物流動向を加味した上で複数のシナリオを立案。比較検証した上で「在るべきロジスティクスのデザイン」の構築をサポートする。
サービスではロジスティクスネットワークの根幹となる「拠点配置」「拠点機能設計」「輸配送ネットワーク」のデザインを担当。シナリオの立案とシステムシミュレーションで効果を検証し、実現性やリスク評価を行った上で、複数案を作成する。
経営判断に求められる複数の指標に基づき、立案した複数シナリオのメリットとデメリットを可視化・評価し、ロジスティクスデザインを提案、経営判断を後押しする。
人口動態の予測データを活用し、中長期の需要変動をシミュレーション。立案した複数のシナリオごとの物量やサービスレベルを、専用システムを使用して試算する。倉庫立地状況や人口などの地域特性、ハザードマップを考慮した拠点配置を検討する。
「ロジスティクスデザインサポート」概要図（NTTロジスコ提供）
（藤原秀行）
