ロジランド開発案件、私募ファンド通じ
日本GLPは12月27日、日本最大規模のオープンエンド型私募物流ファンド「GLP Japan Income Fund(JIF)」が、大阪府東大阪市で2022年6月に竣工した延床面積約1万6300㎡の物流施設を取得したと発表した。
現在、SBSロジコムが1棟全体を利用している。JIFの取得後も同社は継続して入居する予定。
日本GLPは取得額などの詳細を開示していないが、関係筋によれば、ロジランドが開発した案件。
取得に伴い、施設名称を「GLP東大阪」に変更した。50年間の定期借地権付建物に基づく物件で、JIFのポートフォリオをより戦略的に拡充していくため、日本GLP以外が開発した物流施設の取得に踏み切った。今後も外部からの取得を積極的に検討する。
「GLP東大阪」は阪神高速13号東大阪線の水走ICから約2.1km、大阪中心部まで自動車で約17km、約25分のエリアに位置。東大阪エリアは関西圏の物流の中心を占める東大阪トラックターミナルが所在し、近隣には日雑品やアパレルなど幅広い荷物が集積。3PL事業者をはじめとした多くのニーズが見込まれる点に着目した。
物流施設の外観(プレスリリースより引用)
■施設概要
施設名 :「GLP東大阪」
所在地 :大阪府東大阪市
敷地面積:約8,000㎡
延床面積:約16,300㎡
構造 :鉄骨、一部鉄筋コンクリート、地上4階建て、耐震
竣工 :2022年6月
認証取得:CASBEE(新築)B+
(藤原秀行)