セミナー開催、今後も自治体通じ利用呼び掛け
日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは1月23日、岐阜県飛騨市、岐阜県の地方銀行・十六銀行、同行が所属する十六フィナンシャルグループの投資会社NOBUNAGAキャピタルビレッジと連携し、市内生産者のオンライン出品による販路拡大のためのセミナーを1月17日に実施したと発表した。
岐阜県飛騨市では飛騨の急流で育つ「飛騨鮎」やフルーツのような甘さが特徴の「カミオカスターコーン」「飛騨米」など多くの特産品がある。インターネットに不慣れでオンライン直販に踏み出せない生産者が多いため、各者がタッグを組み、販路拡大を後押しすることにした。
参加者からは「研修会に参加する前は産直ECへの出店に高いハードルを感じていましたが、研修で話を聞いて、不安が無くなりました」「当社は元々EC販売に力を入れていたのですが、今回の研修会を通して今後さらに注力していきたいと感じました。産直ECについてよく知らない人でも分かりやすいような、丁寧な説明をいただくことができありがたかったです」といった声が寄せられているという。
ビビッドガーデンは今後も、自治体と組み、地元の生産者らに食べチョクの利用を働き掛けていく構え。
カミオカスターコーン
飛騨鮎
飛騨米
(藤原秀行)※写真と動画はビビッドガーデン提供