国交省、ドローンの国家操縦ライセンス「二等」技能証明書を初交付

国交省、ドローンの国家操縦ライセンス「二等」技能証明書を初交付

レベル4飛行に不可欠の「一等」は2月中旬ごろの見通し

国土交通省は1月24日、2022年12月施行の改正航空法に基づき、新たに運営を開始したドローン操縦の国家ライセンス「二等無人航空機操縦士」の技能証明書を同日、初めて交付したと発表した。

国家ライセンスは、改正航空法で解禁した、ドローンが有人地帯上空で補助者を置かず、目の届かない遠距離まで目視外飛行する「レベル4」の実施などに不可欠な「一等無人航空機操縦士」と、無人地帯の上空を飛ばす場合に求められる「二等無人航空機操縦士」の2種類がある。

1月24日午前9時時点で、二等無人航空機操縦士の学科試験受験を指定試験機関の日本海事協会に申請しているのは874件に上っている。国交省によれば、一等無人航空機操縦士の技能証明書の初交付は2月中旬ごろになる見通し。

(藤原秀行)

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