【現地取材】オリックス不動産、千葉・市川で2.4万㎡の新たな環境配慮型物流施設が竣工

【現地取材】オリックス不動産、千葉・市川で2.4万㎡の新たな環境配慮型物流施設が竣工

「100%再エネ」実施、最大2テナント入居可能

オリックス不動産は1月25日、千葉県市川市で竣工した物流施設「市川塩浜Ⅱロジスティクスセンター」をメディアに公開した。

地上4階建て、延床面積は2万4141㎡。JR京葉線の市川塩浜駅から約900mと至近。首都高速道路湾岸線の千鳥町ICから約3.6km。周辺にはアマゾンジャパンや楽天グループの物流施設などが立ち並ぶ物流適地。

20~30km圏内に羽田空港や東京港が位置しており、都心や首都圏への配送をカバーするとともに、航空便や船便を使った広域配送も担えると見込む。


施設の外観


屋上に設置した太陽光発電設備(いずれもオリックス不動産提供)

最小約3600坪から最大2テナントが入居可能な設計を採用。1階には両面バースを設け、計44台の大型トラックが同時に接車できる。駐車場には2台分のEV(電気自動車)の充電設備も設けている。

屋上には太陽光発電設備を導入。オリックス不動産が物流施設で展開している、テナント企業が再生可能エネルギー由来の電力を100%使えるようにする環境配慮型のスキームを構築している。太陽光で生み出した電力は施設内で消費するとともに、不足した場合もオリックスが非化石証書付き(トラッキング付き)電力を供給する。


2階の庫内


トラックバース。天井には鳥よけのネットを設置

(藤原秀行)

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