大和ハウス、埼玉・坂戸で9.3万㎡のマルチ型物流施設竣工

大和ハウス、埼玉・坂戸で9.3万㎡のマルチ型物流施設竣工

市内4棟目、関越道のスマートICに隣接

大和ハウス工業は2月1日、埼玉県坂戸市で新たなマルチテナント型物流施設「DPL坂戸Ⅱ」(地上4階建て、延床面積9万2638.99㎡)が1月31日に竣工したと発表した。最大で8社の入居が可能。


DPL坂戸Ⅱ

同社は坂戸市で「DPL坂戸Ⅰ」(地上4階建て、延床面積17万8711㎡、2020年3月竣工)をはじめ、約20.4万㎡の敷地内に計5棟から成る物流施設を順次建設しており、「DPL坂戸Ⅱ」は4棟目の完成となった。

関越自動車道の坂戸西スマートICに隣接し、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の鶴ヶ島JCTまで約5km。東北自動車道や中央自動車道へもアクセスが容易な場所に位置し、首都圏向けの物流集約施設に加え、中継物流施設としての機能も兼ね備えている。

テナント企業の従業員向けに保育施設や、東武東上線の坂戸駅と同施設を結ぶ送迎用EV(電気自動車)バスを導入。免震システムや非常用自家発電機、蓄電池を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計を施している。

■「DPL坂戸Ⅱ」建物概要
名称:「DPL坂戸Ⅱ」
所在地:埼玉県坂戸市西インター二丁目2-1、2-2
交通:関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」に隣接、東武東上線「坂戸」駅より約2km
敷地面積:48,356.80㎡(14,628.00坪)
建築面積:24,375.92㎡(7,373.71坪)
延床面積:92,638.99㎡(28,023.29坪)
賃貸面積:75,530.38㎡(22,847.94坪)
構造・規模:鉄筋鉄骨コンクリート造・一部鉄骨造・地上4階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:DTR2特定目的会社
設計:株式会社安藤・間
施工:大和ハウス工業株式会社
着工日:2021年7月1日
竣工日:2023年1月31日

(藤原秀行)※写真などは大和ハウス工業提供

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