日鉄エンジが施工、独自技術使った制振構造で設計
日鉄エンジニアリングは2月7日、日鉄興和不動産から受注した大型物流施設「(仮称)LOGIFRONT門真」(大阪府門真市)の工事に着手したと発表した。
開発方針は今年2月2日に開示済み(当該記事はコチラ)。
大阪市中心街から10km圏内、京都・大阪を横断する第二京阪道路の門真ICから約1.0kmに位置し、寝屋川市・枚方市といった人口が集中する近隣地域を抱え、名古屋方面へのアクセスも良好。利便性が高く、広域集配送の拠点として期待している。
地上4階建てのBOX型施設として計画。日鉄エンジ製の制振部材アンボンドブレースを44本使用した制振構造で設計しており、全館LED照明や人感センサーを採用、環境・省エネルギーにも配慮する。
日鉄エンジの物流施設累計受注実績は約320万㎡に上る。
「(仮称)LOGIFRONT門真」概要
所在地 | 大阪府門真市三ツ島5丁目723番地外8筆 |
構造 | 鉄骨造地上4階建て(制振構造) |
延床面積 | 約17,500㎡ |
鉄骨重量 | 約2,300㌧ |
竣工 | 2023年12月末(予定) |
【外観イメージ】
(藤原秀行)※いずれも日鉄エンジニアリング提供