ロジランド、埼玉・羽生で4棟目の物流施設も完成前に満床稼働確定

ロジランド、埼玉・羽生で4棟目の物流施設も完成前に満床稼働確定

1.8万㎡で地場のトーエイ物流1棟借り内定、今年6月末竣工へ

ロジランドは2月13日、埼玉県羽生市で4棟目となる開発中の物流施設「LOGI LAND羽生Ⅳ」で、埼玉に本拠を置く地場物流企業のトーエイ物流(埼玉県久喜市)が1棟借りすることが内定したと発表した。このほど、賃貸借予約契約を結んだ。

「LOGI LAND羽生Ⅳ」は地上3階建て、延床面積は1万7706㎡を計画しており、今年6月末の竣工を見込む。トーエイ物流は1963年創業で、近年の取り扱い荷物の増加に対応するとともに、事業拡大に向けて新規拠点として運営する。

ロジランドが2023年中に竣工を予定している全ての物流施設が竣工前に満床となることが決まったという。


「LOGI LAND羽生Ⅳ」外観完成イメージ

東武伊勢崎線の羽生駅から約2.9㎞、東北自動車道の羽生ICから約6.6kmで、4車線の国道125号線に面し、物流拠点としてのアクセスに強みを持つ。近隣には大型トラックが待機可能なガソリンスタンドやコンビニエンスストアが位置している。

トーエイ物流の要望を受け、庫内の一部に作業用空調を設置した上で賃貸する予定。

ロジランドによる羽生エリアにおける物流施設の開発は、市街化調整区域や農地といった条件下で、行政や近隣住民の協力を得ながら開発。これまでに手掛けてきた3棟は大手企業の物流センターとしていずれも完成前にテナントが決定した。

同社は来期以降、関西・中部・九州の各地方でも開発を計画している。


位置図(いずれもロジランド提供)

「LOGI LAND羽生Ⅳ」物件概要
所 在 地   埼玉県羽生市下新郷
アクセス   東武伊勢崎線「羽生」駅より約2.9km、東北自動車道「羽生」ICより約6.6km
敷地面積   10,773.37㎡(3,258.94坪)
延床面積   17,706.76㎡(5,356.29 坪)
構  造   鉄骨造
規  模   地上3階建
着  工   2022年9月15日
竣工予定   2023年6月末

(藤原秀行)

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