CRE、愛知・一宮で開発の物流施設を国内リース会社に7月売却へ

CRE、愛知・一宮で開発の物流施設を国内リース会社に7月売却へ

6.1万㎡、23年9月竣工

シーアールイー(CRE)は5月15日、愛知県一宮市で開発した物流施設「ロジスクエア一宮」の信託受益権を国内のリース会社に7月3日付で売却すると発表した。具体的な譲渡先の社名は公表していない。

同施設は2023年9月に竣工。延床面積は6万641㎡で、複数の国内物流企業が入居し稼働率は100%とみられる。

売却額も開示していないが、CREは「2023年7月期の連結売上高の10%に相当する額以上」と説明しており、50億円を超えているとみられる。売却利益は23年7月期の連結営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益のそれぞれ30%に相当する額以上が見込まれるという。

売却による売上高と利益は24年7月期第4四半期に計上する予定。

同施設の売却先は、CRE傘下のCREリートアドバイザーズに対し、同施設をJリートのCREロジスティクスファンド投資法人またはCREリートアドバイザーズが指定する相手に対し、取得の優先交渉権を付与する見通し。

売却物件の概要

施設名称 ロジスクエア一宮
所在地 愛知県一宮市萩原町東宮重字江北17番1 外
敷地面積 27,863.83㎡(8,428.80坪)
用途地域 なし(市街化調整区域)
主要用途 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造 鉄骨造 地上6階建て(倉庫:4階建て)
延べ面積 60,641.34㎡(18,344.00坪)
着工 2022年8月1日
竣工 2023年9月30日

(藤原秀行)

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