ONE、これからのコンテナ海運考える「サミット」を3月に長崎・出島で初開催

ONE、これからのコンテナ海運考える「サミット」を3月に長崎・出島で初開催

ステークホルダー集まり、テクノロジー活用や脱炭素など協議へ

Ocean Network Express(オーシャン・ネットワーク・エクスプレス)は3月3日、シンガポールと日本で産学をはじめとする多様なステークホルダーが一体となり、これからのコンテナ海運の進むべき道筋を考える「コンテナ海運サミット」を、3月16日に長崎の出島で初めて開催すると発表した。


生活を支えるコンテナ海運のイメージ

新型コロナウイルス感染拡大に伴う欧米の港湾混雑などで注目を浴びているコンテナ海運に関し、物が必要な時に必要な量だけすぐに手に入る当たり前の生活を支えていくため、ONEはサミットでコンテナ海運の将来の在り方や未来を変えるテクノロジーの活用、脱炭素化に向けた各種課題などを関係者と議論したい考え。

長崎の出島は鎖国時代、日本国内で世界とつながる唯一の窓口だった、日本の海運の原点ともいえる場所だったことから開催場所に選んだ。


コンテナ海運サミット ロゴ

当日は東京大学や九州大学、長崎大学など大学で「船」「海」「環境」といった分野の研究に取り組む研究者のほか、シンガポールからONEのメンバーも参加。国際的な産学連携の機会を生み出す。

今後はシンガポールのステークホルダーとも連携しながら、シンガポールと日本を中心とした産学連携のプラットフォームとして、日々の生活を支えるコンテナ海運の未来について話し合い、その可能性を業界のみならず社会に開き、広く世の中に役立てていくことを目指す。


ステートメント


公式キャラクター

コンテナ海運サミットは2つのテーマを設定。2つのグループで、「コンテナ海運のESGを見据えた将来の在り方について」「コンテナ海運の将来を変えるテクノロジーについて」、それぞれ意見交換する。

当日は出島の学芸員による「スペシャル出島ツアー」も開催。当時の海運の環境や技術などをレクチャーし、これからのコンテナ海運のヒントを探る上で役立ててもらう。


会場となる出島

コンテナ海運サミット
日時:2023年3月16日(木) 11時~17時
場所:長崎県長崎市出島町6−1 出島内 旧長崎内外クラブ
参加者:30名限定(申し込み受付は締め切り済み)
公式webサイト:https://one-container.com/
主催:OCEAN NETWORK EXPRESS PTE LTD
協力:⾧崎市、アンカー・シップ・パートナーズ株式会社、株式会社構造計画研究所

■イベントスケジュール(予定)
10:30-10:50 開場/受付開始
11:00-11:20 オープニング
11:20-12:30 セッション1(参加者によるショートプレゼンテーション)
12:30-12:50 スペシャル出島講座
12:50-13:30 ネットワーキングランチ(GROUP A)/出島ツアー(Group B)
13:30-13:50 休憩
13:50-14:30 ネットワーキングランチ(GROUP B)/出島ツアー(Group A)
14:30-15:10 ONEによるプレゼンテーション
15:10-16:20 グループセッション (Group A/B毎)
16:20-16:30 休憩 
16:30-16:40 ディスカッション内容の発表(Group A) 
16:40-16:50 ディスカッション内容の発表(Group B)
16:50-17:00 クロージング

(藤原秀行)※いずれもONE提供

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