敷地面積は旧工場から2倍に拡大で整備能力も向上
日通商事は3月8日、長野市内で建設を進めてきた車両整備拠点「長野新工場」が完成したと発表した。
旧工場と比べて敷地面積を2倍に拡大したほか、最新の整備機器を導入して作業効率を改善・向上させたのが特徴。今後は長野県下の中心工場と位置付けるとともに、中規模クラスの基本的なモデル工場としてサービス充実に努めていく考え。
新工場の敷地面積は4152平方メートル。作業場床面積541平方メートルの整備工場、延べ床面積536平方メートルの事務所棟で構成され、最新のリフト機器を備えた4つの整備ドックと自動検査ラインを有する。
画像は日通商事ニュースリリースより
車両・建設機械の車検・点検・修理などを主な業務とし、検査ラインはトレーラーの車検整備にも対応できる大きさを確保。重機整備ドックには50トンクラスのホイールクレーンが整備できるよう、揚重能力5トンならびに2.8トンの天井クレーンを新たに設置して能力を大幅に向上させた。車両整備ドックは通り抜け可能で一方通行の安全な導線を確保するなど作業効率も格段に改善した。
画像は日通商事ニュースリリースより
(鳥羽俊一)