データサイエンティスト育成など後押し
サカイ引越センターは3月30日、滋賀大学と連携・協力に関する協定を締結したと発表した。同社が大学と産学連携協定を結ぶのは初めて。
学術研究と地域社会の発展を目指し、サカイ引越センターの保有する引越業務のデータを滋賀大学へ提供。分析・研究することで、新しいビジネスモデルの構築に取り組んでいくとともに、学生のビジネススキル向上にも寄与していくことを目指す。データサイエンス領域の人材育成も後押ししていきたい考え。
(左から)滋賀大経済学部・データサイエンス学部共通事務部・安田豊事務長、小倉明浩理事・副学長、竹村彰通学長、サカイ引越センター・田島哲康社長、山野幹夫常務取締役、安部典之社長室長、藤田祥雄総務部次長
(左端)滋賀大学のマスコットキャラクター「カモンちゃん」 (右端)サカイ引越センターキャラクター「まごころパンダくん」(サカイ引越センター提供)
【協定項目】
(1) データサイエンス等の利活用により、ビジネス分野における課題解決に資する共同研究、委託研究に関すること
(2) SDGs分野の発展に資する共同研究・委託研究に関すること
(3) 講師派遣、インターンシップ受入、人材採用・育成等に関すること
(4) データサイエンス分野の社会人教育に関すること
(藤原秀行)