「荷主企業視点の子会社」展開、サービス強化図る
封筒最大手のイムラは4月3日、関西を地盤とする物流企業のロジテック(奈良県葛城市)を同日付で買収したと発表した。
ロジテックは2014年、イムラと同じく奈良を地盤とする物流企業の西川運輸倉庫(同)が共同で設立。これまでは西川運輸倉庫がロジテック株式の90%、イムラが残る10%をそれぞれ所有し、イムラの業務をロジテックに委託してきた。
イムラが4月3日付で残り90%のロジテック株式を全て、西川運輸倉庫から取得した。具体的な株式の取得額は開示していない。
イムラはロジテックを完全子会社化し、「荷主企業視点の物流子会社」を展開、物流サービスを強化して自社事業の競争力を強化したい考え。
(藤原秀行)